サンダルは家で洗える?洗い方のポイントや注意点について解説!
夏場になると出番が増えるサンダルは、素足のまま履くケースが多いため清潔な状態を保つことが大切です。汚れをそのままにしていると、ニオイやカビの原因になりかねません。
しかし、サンダルの洗い方によっては傷んでしまったり、縮んでしまうことがあります。この記事ではサンダルの洗い方やポイントを素材別に解説します。
目次
サンダルは水洗いできるものとできないものに分けられる
サンダルは水洗いできるものとできないものに分けられます。具体的には次のように使われている素材で分けられます。
● 水洗い可能:ゴムや布
● 水洗い不可:コルクや革
洗う際はタオル、中性洗剤(弱酸性洗剤)、ブラシを用意しておきましょう。
サンダルを水洗いする方法
サンダルを水洗いする際は、次のような流れで行いましょう。最初に大きな汚れをシャワーで落としておき、次に、中性洗剤を溶かしたぬるま湯に30分ほど浸け置きします。その後、タオルやブラシで汚れを落とし、汚れを落とし切ったらすすぎます。洗った後は、風通しの良い日陰に干しておきましょう。
水洗いできないサンダルを洗う方法
水洗いできないサンダルは、次のような流れで洗います。弱酸性洗剤を付けたタオルで、気になる汚れの箇所を叩くように拭いていきます。タオルに弱酸性洗剤を付ける際は、2、3プッシュ程度にしておきましょう。また、汚れを拭く前に、色落ちしないかをサンダルの目立たない場所で確認しておくことが大切です。
アルコールを含むウェットティッシュはシミの原因になるため、使用は控えましょう。
【素材別】サンダルの洗い方のポイントや注意点
ラバーや布などサンダルに用いられる素材はさまざまです。ここでは、次の素材を使用したサンダルの洗い方のポイントや注意点について紹介します。
● ラバー
● 布
● 革
● スエード
● ヌバック
ラバーのサンダルは丸洗いが可能
ラバー製のサンダルは水に強く、丸洗いが可能です。手洗いもできますが、洗濯機で洗えるものもあります。ラバー製のサンダルは簡単に洗えるため、汚れが気になったらすぐに洗うようにしましょう。
布のサンダルは乾燥機を避ける
布製のサンダルは水洗いができます。布製のサンダルを水洗いする際は、使わなくなった歯ブラシでブラッシングして、生地に入り込んでしまったホコリや汚れを取り除くのがおすすめです。ただし、乾燥機を使用するのは避けましょう。乾燥機を使用すると縮んでしまう可能性があるため、風通しの良い日陰で干すのがポイントです。
革のサンダルは強くこすらないようにする
革のサンダルは水洗いできません。洗剤の使用も素材を傷めてしまいます。濡らして固く絞ったタオルで汚れを落とすようにしましょう。タオルで汚れを落とす際は、サンダルを強くこすらないことが大切です。強くこすってしまうと革を傷めてしまう可能性があります。
スエードのサンダルは湿らせたタオルで汚れを落とす
スエードのサンダルは革のサンダルと同じく水洗いできません。そのため、洗い方も革のサンダルと同様です。固く絞ったタオルで汚れを落とすようにしましょう。タオルで汚れを落とす前に、ブラッシングで全体の汚れを落としておくのがおすすめです。
ヌバックのサンダルは水洗い不可
ヌバックは革の表面をサンドペーパーやヤスリで擦って起毛させた素材で、サンダルにも用いられます。ヌバックを用いたサンダルは水洗いできません。革やスエードの洗い方と同じように、固く絞ったタオルで汚れを落としていきましょう。また、乾燥後にブラシで毛並みを整えることもポイントです。
サンダルを干す際はシューキーパーを活用
サンダルの型崩れを防ぐためにも、サンダルを干す際にはシューキーパーを活用しましょう。サンダルは、洗ったらしっかりと乾燥させることが重要です。カビを発生させないよう、干す前にはタオルで乾拭きしておきます。
サンダルを十分に乾燥できなくてカビが生えてしまった場合は、自分でカビを落とすのは難しいため、クリーニングに出すようにしましょう。クリーニングに出すと、業者によってはカビ取りだけでなく、消臭、除菌、撥水加工などもしてもらえることがあります。
サンダルは素材に合った洗い方で適切に洗おう
サンダルは使われている素材により、水洗いできるもの、できないものに分けられます。その中でも、革やスエードのように強くこすってはいけないなど取扱いに注意が必要なものもあります。サンダルの素材に応じた適切な洗い方で洗うことが大切です。また、洗い方だけでなくサンダルを干す際にもポイントがあります。サンダルを干す前にはタオルで乾拭きし、カビが生えるのを防ぎましょう。型崩れを防ぐためにシューキーパーを活用するのもおすすめです。