ブーツを履いて足首が痛いときはどうすれば良い? 原因と対処法を解説
せっかくおしゃれなブーツを履いて外出しても、足首が痛くなってしまうと楽しさも半減していまいます。痛みを感じるのが嫌で、ブーツを履きたくなくなってしまうかもしれません。
そこで本記事では、ブーツを履いて足首が痛いときの原因とその対処法を紹介します。足首の痛みを和らげ、お気に入りのブーツでの外出を楽しみましょう。
目次
ブーツで足首が痛くなる原因は?
ブーツを履いて足首が痛くなる原因は、主に次の4つです。
● ブーツの履き口が当たるから
● ブーツのベロが当たるから
● ブーツのシワが当たるから
● ブーツの革が硬いから
それぞれの原因について詳しく解説します。
ブーツの履き口が当たるから
ブーツを履いて歩いたときに足首にブーツの履き口が当たると、足首が擦れて痛みが生じることがあります。
そもそもブーツの履き口と足首が擦れるのは、ブーツが足にフィットしていないことが原因です。足に対してブーツが大きいと、中で足がずれて足首も擦れやすくなります。反対にブーツが小さくても、足とブーツが強く擦れ合うため、痛みが生じてしまうでしょう。
ブーツのベロが当たるから
靴ひもがあるブーツの場合、靴ひもの下に位置する「ベロ」が足首に当たることで痛みが生じることがあります。
ベロには、砂や泥が靴の中に入るのを防いだり、靴ひもから肌をカバーしたりする役割があります。しかし、ブーツがまだ新しくてベロが硬かったり、靴ひもを締め過ぎたりすると、ベロが足首に当たり肌が擦れてしまうことがあるのです。
ブーツのシワが当たるから
ブーツにできるシワが足首に当たり、擦れて痛みが生じるケースもあります。これは、特にロングブーツでよく起こります。
ロングブーツの足首にシワができるのは、ふくらはぎを覆う筒状の部分が重みで下がってしまうことが原因です。また、足首は頻繁に曲げ伸ばしするため、そもそもシワができやすい部分でもあります。シワをそのままにしておくと、シワが深くなり、さらに足首に当たりやすくなるでしょう。
ブーツの革が硬いから
新品の本革ブーツは、まだ革が硬く足になじんでいないため、肌が擦れて痛みを感じやすくなります。
本革のブーツは履き込むほどに革が柔らかくなり、足の形になじむものですが、ブーツが新しいうちは足の形に合わないことがあります。密着している部分があると、擦れて痛みが生じてしまうでしょう。
ブーツで足首が痛くなるときの対処法
ブーツを履いて足首が痛くなるときは、次の4つの対処法を試してみましょう。
● インソールを入れる
● 靴ひもを調整する
● ブーツキーパーを活用する
● ブーツを柔らかくする
それぞれの対処法について詳しく解説します。
インソールを入れる
足に対してブーツのサイズが大きいときは、インソール(中敷)を入れてみましょう。インソールを入れると、ブーツと足がフィットして中のゆとりが少なくなり、足首の擦れが軽減されます。
インソールには、防臭機能や足を支えて歩行をサポートする機能が付いているものもあります。足首の痛みを防ぎながら、ブーツを快適に履けるインソールを選んでみましょう。
靴ひもを調整する
靴ひもがあるブーツのベロが足首に当たって痛いときは、靴ひもを調整してみましょう。足の甲の部分は靴ひもをきつめに締め、足首の部分で緩めに結びます。すると、ベロと足首の接触が軽減されるため痛みが生じにくくなるでしょう。
また靴ひもをブーツの穴に対して上から通すか、下から通すかでもブーツと足とのフィット感を調整できます。ブーツが足になじまず足首が擦れると感じたら、靴ひもの通し方や締め方で調整するのも一つの方法です。
ブーツキーパーを活用する
ロングブーツのシワにより足首が痛くなるのを防ぐには、ブーツキーパーを使用してブーツの形を整えるのがおすすめです。ブーツキーパーとは、ブーツの形を保つためのアイテムです。ブーツキーパーを使用することで、足首のシワを伸ばした状態で保管でき、シワが深くなるのを防げます。
ブーツを購入したときに付いてきた、紙製の筒を使っている方もいるかもしれませんが、シワを伸ばして型崩れを防ぐ効果を期待するなら、ブーツキーパーの方が優れています。ブーツのシワを予防するのはもちろん、ブーツをきれいな状態で長く履き続けるためにも、ブーツキーパーの利用がおすすめです。
ブーツを柔らかくする
新品の本革ブーツであれば、革を柔らかくすると足首の痛みを軽減できます。革を柔らかくするには、次の3つの方法があります。
● 手で揉み込む
● ミンクオイルを塗る
● 革を温める
本革は伸びやすい素材なので、手で揉むことで柔らかくなり足首への負担が軽減されます。またブーツにミンクオイルを塗るのもおすすめです。ミンクオイルは革製品のケアに用いるクリームであり、油分の補給により革が柔らかくなり、耐久性が向上する効果が期待できます。
加えて革の表面をドライヤーなどで温めると、より柔らかくなるでしょう。これらの方法を併用すれば、新品の硬い本革ブーツも柔らかくなり、足首の痛みも軽減されるはずです。
ブーツで足首が痛いなら適切に対処して楽に履こう!
せっかく購入したブーツなのに、履くと足首が痛くなってしまうのは残念です。インソールやブーツキーパーを利用する、靴ひもで調整するなど自分でできる対処法を試してみましょう。
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